三菱三原病院  
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下肢静脈瘤
TEL.(0848) 67-2903

  下肢静脈瘤は直接は命に関わらない疾患ですが放置すると深部静脈血栓症の原因になったり難治性皮膚潰瘍を生じたりといろいろな問題を引き起こします。  
     
死亡率トップ 下肢静脈瘤とは
 
下肢の静脈が太く浮き出ているものを下肢静脈瘤といいます。ただし脂肪の中に埋もれている場合は見た目には目立たない物もあります。これらの静脈瘤は静脈瘤の太さによって4種類に分類されます。
1) 伏在静脈瘤 最も太く手術の適応となる場合がほとんどです。
2) 側枝静脈瘤 伏在静脈の枝が拡張している。
3) 網目状静脈瘤 皮膚の表面に近い静脈が網の目のように拡張している。
4) クモの巣状静脈瘤 さらに細く直径1mm以下の静脈がクモの巣様に浮き出ている。
 
     
  肺癌の治療 下肢静脈瘤の症状  
 
足がむくむ、重い、痛い、ほてる、かゆい、こむら返りなどの症状があります。静脈瘤が進行すると静脈破裂、色素沈着、湿疹、潰瘍などが起こることがあります。
 
     
  CT検査 静脈瘤のできやすい人  
 
性別 女性に多い。
年齢 年をとるとともに頻度は増加する。
遺伝 親や兄弟に静脈瘤がある人の方が生じやすい。
妊娠、分娩 妊娠、分娩をきっかけに起こることがあり、2回目以降に静脈瘤ができる人が多い。
仕事 立ち仕事(理容師、調理師、販売店員など)に従事する人に多く進行しやすい。
 
     
  肺癌の治療 静脈瘤のできる原因  
 
足の静脈の解剖 血管には動脈と静脈があります。心臓から出た血液は動脈を通って全身に運ばれ静脈を経由して心臓に戻ります。下肢の静脈には深いところを走る深部静脈、皮膚の表面に近い所を走る表在静脈(大伏在静脈、小伏在静脈)、深部静脈と表在静脈をつなぐ穿通枝があります。
静脈血が心臓に戻れるのは 心臓より低いところにある静脈血が心臓まで戻ることができるのは下腿の筋肉ポンプと静脈弁のためです。
静脈瘤の発生 静脈弁が壊れると筋肉ポンプでせっかく上に上がった血液がまた下肢に降りてきて静脈圧が高くなり静脈が拡張して静脈瘤ができます。
 
     
  CT検査 静脈瘤の診断  
 
以前は造影剤を使用して静脈造影を行ったりしましたが今では侵襲のない超音波で静脈瘤の拡がりや逆流している部位を正確に診断できます。
 
     
  肺癌の治療 静脈瘤の治療  
 
静脈瘤の治療は静脈瘤の原因をなくす治療と静脈瘤そのものを処理する治療があります。
1) 弾性ストッキング 血液が静脈に貯留しないように静脈瘤を強く圧迫するものです。静脈瘤の予防、症状の軽減や進行を遅らせることはできますが根本的な治療にはなりません。
2) 硬化療法 硬化療法は静脈瘤に硬化剤を注入して静脈をつぶしてしまう治療法です。網目状静脈瘤やクモの巣状静脈瘤では数回の治療で目立たなくなります。しかし伏在静脈瘤では硬化療法単独では再発が多いと言われています。
3) 手術療法    
ストリッピング 大伏在静脈本管の逆流を認めるものは神経損傷の少ない部分ストリッピングを行います。ストリッピングというのは静脈を引き抜いてその部分の静脈瘤を切除するとともに穿通枝をつぶすものです。
  高位結紮 小伏在静脈本管の逆流を認めるものは神経損傷のない高位結紮を行います。高位結紮とは深部静脈と合流する部位で静脈を切離することです。
  内視鏡下不全穿通枝切離術 逆流を認める穿通枝を不全穿通枝といいます。以前は筋膜を大きく開いて直視下に不全穿通枝を処理していましたが侵襲が大きく皮膚潰瘍がある患者では困難でした。当院では5mmの内視鏡で不全穿通枝を確認し超音波凝固切開装置で切離しています。健常な皮膚からアプローチできることを原則として5mmの皮膚切開2カ所で複数の不全穿通枝を処理できます。
 
     
  当院では侵襲のない超音波を用いて正確な診断を行い患者の病態にあわせて、内視鏡下不全穿通枝切離術、部分ストリッピング、高位結紮、硬化療法を組み合わせて治療を行っています。毎日午前中に静脈瘤外来がありますので静脈瘤が気になる方は気軽に受診してください。  
     
     
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