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下肢静脈瘤センター

下肢静脈瘤センターの手術実績

2005年4月より2017年12月の期間、当院では下肢静脈瘤手術を1235例施行しました。
内訳はストリッピング手術676例、高位結紮術91例、レーザー手術301例、ラジオ波手術140例、そして皮膚病変を伴う重症下肢静脈瘤症例に対し内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術194例を行い良好な成績を得ています。
患者さんの病態、症状に応じた最適な治療を選択し日帰り手術も積極的に行っております。
ぜひ、この機会に当センターの内容についてご覧ください。

総手術件数

下肢静脈瘤手術実績(2005年4月~2017年12月)
1235例

手術内訳

内容 手術実績
ストリッピング手術 676例
高位結紮術 91例
レーザー手術 301例
ラジオ波手術 140例
内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術
(※重症例)
194例

重症例を含めてすべての静脈瘤に対応します

静脈瘤の原因となっている静脈をレーザー又はラジオ波で焼却閉鎖する血管内焼灼術が急速に普及しております。現在ではレーザー治療・ラジオ波治療ともに保険適用されており、血管内焼灼術実施施設であれば保険診療にて治療が可能となります。
三菱三原病院は血管内焼灼術の実施施設となっており、施術医は実施医として認定されておりますのでご安心ください。

また、血栓性静脈炎や静脈性潰瘍を伴う重症例の治療法の一つとして内視鏡下不全穿通枝切離術(SEPS)を導入しております。この治療法は下肢静脈瘤に対して当時先進医療であり、当院は全国で3番目に認可されました。現在は保険適応となっております。

多くの治療法から最適な方法を選んで、患者様の身体機能の向上を目指した医療を提供していきたいと考えております。
多くの治療実績と経験を生かし、脈管専門医が誠実に治療します。

下肢静脈瘤とは

下肢の表面の静脈が太く浮き出ているものを下肢静脈瘤といいます。
ただし脂肪の中に埋もれている場合は見た目には目立たない物もあります。
これらの静脈瘤はクモの巣状静脈瘤、網目状静脈瘤、側枝静脈瘤、伏在静脈瘤の4種類に分類されます。

  • 静脈瘤の分類(静脈の見た目での分類)
  • 1:クモの巣状静脈瘤(1mm以下)
  • 2:網目状静脈瘤(1-3mm)
  • 3:側枝型静脈瘤
  • 4:伏在型静脈瘤
  • Clinical分類(静脈と皮膚の見た目での分類)
  • C1: クモの巣状静脈瘤、網目状静脈瘤
  • C2: 側枝型静脈瘤、伏在型静脈瘤
  • C3: 浮腫
  • C4a:色素沈着、静脈性湿疹
  • C4b:脂肪硬化性皮膚炎
  • C5: 下腿潰瘍の既往
  • C6: 下腿潰瘍
クモの巣状静脈瘤(C1)

クモの巣状静脈瘤(C1)

網目状静脈瘤(C1)

網目状静脈瘤(C1)

側枝型静脈瘤(C1)

側枝型静脈瘤(C1)

クモの巣状静脈瘤(C1)

伏在型静脈瘤(C2)
(小伏在静脈静脈瘤)

網目状静脈瘤(C1)

伏在型静脈瘤(C2)
(大伏在静脈型静脈瘤)

側枝型静脈瘤(C1)

静脈鬱滞性湿疹(C4a)

クモの巣状静脈瘤(C1)

脂肪硬化性皮膚炎(C4b)

網目状静脈瘤(C1)

静脈性潰瘍(C6)

側枝型静脈瘤(C1)

静脈性潰瘍(C6)

下肢静脈瘤の症状

足がむくむ、重い、痛い、ほてる、かゆい、こむら返りなどの症状があります。静脈瘤が進行すると静脈破裂、色素沈着、湿疹、潰瘍などが起こることがあります。

静脈瘤のできやすい人

性別:女性に多い。
年齢:年をとるとともに頻度は増加する。
遺伝:親や兄弟に静脈瘤がある人の方が生じやすい。
妊娠:分娩:妊娠、分娩をきっかけに起こることがあり、2回目以降に静脈瘤ができる人が多い。
仕事:立ち仕事(理容師、調理師、販売店員など)に従事する人に多く進行しやすい。

静脈瘤のできる原因

血管には動脈と静脈があります。心臓から出た血液は動脈を通って全身に運ばれ静脈を経由して心臓に戻ります。下肢の静脈には深いところを走る深部静脈、皮膚の表面に近い所を走る表在静脈、深部静脈と表在静脈をつなぐ穿通枝があります。
心臓より低いところにある静脈血が心臓まで戻ることができるのは下腿の筋肉ポンプと静脈弁のためです。
静脈弁が壊れると筋肉ポンプでせっかく上に上がった血液がまた下肢に降りてきて静脈圧が高くなり静脈が拡張して静脈瘤ができます。

静脈瘤のできる原因

静脈瘤の診断

診断は基本的にエコー検査で行います。逆流の場所と静脈瘤の広がりを正確に診断することが治療にとって最も大事なことです。当院では初診時と術前の2回、執刀医が責任をもって行います。深部静脈の精査などが必要と判断されればCTやMRIを行うこともあります。

エコー検査
エコー検査

お腹の超音波検査(エコー検査)と同じ機器で、静脈瘤の拡がりや血液が逆流している部位を診断します。

下肢静脈瘤の治療

治療方針

保存的治療

弾性ストッキングを着用し、血液が静脈に貯留しないように静脈瘤を強く圧迫するものです。静脈瘤の予防、症状の軽減や進行を遅らせることはできますが根本的な治療にはなりません。

手術療法

以前は主としてストリッピング術が行われていましたが静脈を引き抜くために2か所皮膚を切開する必要があり、術後の疼痛や皮下出血が生じることが多いです。
ただ経験豊富な医師が行えば根治性が高くレーザー治療やラジオ波治療が適応とならない場合には今でも有用な術式です。

手術療法 : レーザー治療

治療する静脈の中にレーザー光を導くための細い光ファイバーを通し、血管内に照射されたレーザーの熱によって静脈を閉塞させる方法です。
メリットは血管を抜去するストリッピング手術と比べ、短時間での治療が可能なこと、手術の傷跡が目立たないことです。
2011年より980nmレーザーが保険適応となり、当院でも導入し300症例以上を治療してきましたが、術後の皮下出血や疼痛の合併率が高いことが問題でした。

ELVeSレーザー装置

ELVeSレーザー装置

手術療法 : ラジオ波(高周波)治療

ラジオ波治療は日本では2014年にようやく保険適応になった治療法です。
熱を発生させる高周波カテーテルを静脈内に挿入し、先端に近い部分を120度に加熱し静脈を閉塞させる方法です。ラジオ波を用いることで、温度が正確に制御され、カテーテルの温度が超高温にならないため周囲組織がダメージを受けることなく、静脈壁のコラーゲン繊維をターゲットとして均一に焼灼することができます。それにより980nmのレーザー治療より痛みや皮下出血の合併症が少ないなどの利点があります。
すべての症例に適応になるわけではありませんが90%程度はラジオ波で治療できております。

ラジオ波装置

ラジオ波装置

ラジオ波治療

①カテーテルを静脈内に挿入

ラジオ波治療

②局所麻酔を実施

ラジオ波治療

③120℃の熱を与えて静脈が収縮

ラジオ波治療

④静脈が閉塞

手術療法 : 内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術(SEPS)

逆流を認める穿通枝を不全穿通枝といいます。以前は筋膜を大きく開いて直視下に不全穿通枝を処理していましたが侵襲が大きく下腿潰瘍がある患者では困難でした。当院では5ミリメートルの内視鏡で不全穿通枝を確認し超音波凝固切開装置で切離しています。健常な皮膚からアプローチできることと原則として5ミリメートルの皮膚切開2か所で複数の不全穿通枝を処理できます。

SEPS

受診について

当科は予約診療ではございませんので、はじめて受診される方は予約の必要はありません。
事前にご連絡をいただければスムーズに受診しておただけるよう、ご案内いたします。ご連絡をいただく場合は午前8時45分頃~12時頃までにご連絡いただきますようお願いいたします。

下肢静脈瘤の診察(検査)について

(1)問診表への記入をお願いします(症状、既往歴、内服中の薬 など)
(2)両下肢のエコー検査を行います。
(3)医師より検査結果の説明があります(ご家族の方が一緒に来られている場合は一緒に)
(4)手術適応の方は医師と相談の上、手術日を決めたり、手術に備えての検査(血液検査や心電図など)があります。
(注)手術が決定した場合は、検査後に看護師より入院やストッキングの履き方の説明があります。

持ち物について

・紹介状・他院での検査結果(お持ちの方)
・お薬手帳
・保険証(初診時には必ずお持ちください)
診察や手術などへの不安を少しでも軽減できるよう、丁寧にご説明いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

担当医紹介と実施日時

新原 亮(しんはら りょう)
  • 三菱三原病院  外科主任部長
  • 新原    亮  (しんはら    りょう)
  • 脈管専門医    静脈学会  評議員
  • 当院は下肢静脈瘤に対して当時先進医療であった内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術が全国で3番目に認可されました。
    また、最新治療であるレーザー治療、ラジオ波治療も導入しました。
    下肢静脈瘤検査は侵襲のないエコーでおこなうためお気軽に御相談下さい。
内容 曜日 時間帯
検査 火曜~土曜 午前
手術等 火曜~金曜 13時30分~16時30分

学会等により休診となることがあります、ご了承ください。

下肢静脈瘤Q&A

静脈瘤が自然に治ることはないですか?

一度壊れた「静脈弁」が元に戻ることはないので,妊娠中にできた静脈瘤以外は自然治癒が期待できません。急激に悪くなることはありませんが、徐々に病状が進行していきます。
症状が悪化すると血栓性静脈炎を起こしたり、さらに重症化すると色素沈着、潰瘍を生じることもあります。

医師

静脈瘤に遺伝的な要素はありますか?

両親や身内に静脈瘤がある場合は、発生頻度が高くなります。これは生まれつき静脈弁が弱いという遺伝要素が原因だと考えられています。

医師

静脈瘤をそのままにしておくと命にかかわることがありますか?

静脈瘤そのもので直接命にかかわることはほとんどありません。

医師

レーザー・ラジオ波治療の手術時間はどのくらいでしょうか?

30分~1時間となります。

医師

傷跡はどのくらい残りますか?

傷も小さく(約5ミリメートル~2センチメートル)、ケロイド体質でなければ、施術1~2年以降ほとんど目立たなくなります。

医師

手術中に痛みはありますか?

手術中に痛みを感じないように、手術前に麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れてくると少し痛みを感じることがありますが、お薬で痛みをコントロールします。

医師

何歳まで手術が可能ですか?

よく何歳まで手術は可能ですかという質問がよせられます。結論からいえば年齢の制限はありません。90歳でもご自分の身の回りのことを日常的にされている方であれば、手術は可能です。

医師

レーザー・ラジオ波治療の施術を受けたあとの受診や検査はどうしたら良いですか?

退院後1週間後、3か月後に外来受診していだき、その後1年ごとにフォローアップします。

医師

初めての受診はどのようにしたらいいですか?

当院を初めてご利用になる方に、安心して受診していただけるよう、受診や診察、持ち物などについて上記(受診について)にてご案内しております。

医師

三菱三原病院で下肢静脈瘤の手術をされた患者さまの声

アンケート用紙

70代女性の患者さま

自分が思っているより痛みもないし、怖くなかった。麻酔は怖かった。

60代女性の患者さま

足が紫だったのが手術の後はなくなっていました。手術の前後で変わりを実感できたのでうれしかった。

60代男性の患者さま

手術の後が痛かった。でもすんなり手術がおわったのでよかったです。

60代女性の患者さま

手術の次の日には足の症状を気にせず元気に歩けました。痛みもないのでいいですね。下肢静脈瘤の友人がいたらぜひ紹介したいと思います。

60代男性の患者さま

思ったより術後は足がつっぱった感じがします。でも痛みが無いのがいいですね。

80代女性の患者さま

(手術前の気持ち)早くやってもらいたいと長い思いがありました。

(手術後の気持ち)足が少し軽くなった様で、良くなったことに安心をしています。

(手術の前後での体の変化について)足が重たいのが無くなり、気分が楽になりました。

70代女性の患者さま

(手術前の気持ち)気にはなっていたけど不安でした。

(手術後の気持ち)思っていたより手術の時間が短かったので、早く手術をしたらよかったと思いました。

(手術の前後での体の変化について)特に変化はありませんが、気が楽になった様です。先生や看護師さんも皆さんが親切にしてくださったので安心しました。

60代男性の患者さま

(手術前の気持ち)歩きにくかった。

(手術後の気持ち)歩きやすくなりました。

(手術の前後での体の変化について)とてもよくなりました。先生や看護師さんがよくしていただくからとてもよかったです。

70代女性の患者さま

(手術前の気持ち)足のむくみがひどく、だるい、重い、歩き辛さがあり、身体の内臓からの物かと心配していました。

(手術後の気持ち)むくみもなくなり、足も軽く、心配も無くなった様に感じています。治療後の痛みもまったくありません。

(手術の前後での体の変化について)病気の事ばかり考えていましたが今ではすごく楽になり良かったと感謝しています。先生がとても優しく、年寄りでありましても、はっきりわかりやすく説明して下さって本当に感謝しております。先生にお頼り出来ましたこと、本当に嬉しく思っています。手術の時も先生と共にお世話をして下さった看護師さんがやさしく声を掛けて下さって、すごく気持ちも楽になり嬉しかったです。先生をはじめ皆様お世話になり有難うございました。

60代男性の患者さま

(手術前の気持ち)旅行等を控えていました。

(手術後の気持ち)人生これから元気で過ごしたいと思います。

(手術の前後での体の変化について)身体が軽くなったようで晴々しています。三菱病院の先生と紹介していただいた先生に感謝しています。

60代男性の患者さま

(手術前の気持ち)病院の廊下に貼られていたポスターがきっかけになり、診察→手術となりました。コムラ返し他、予病を防ぐことになると希望的でした。

(手術後の気持ち)加齢による予病の一つが予防できたのかと、元気で趣味を楽しめるのかと思っています。

(手術の前後での体の変化について)体を動かすと左下肢の付根部分が痛みという程では有りませんが違和感があります。治療中、皆さん優しく声を掛けてくださいまして有難うございます。安心して治療に専念できました。感謝申し上げます。

  • お問い合わせ
  • 三菱三原病院    広島県三原市糸崎3丁目3-1
  • TEL    (0848)62-7331
  • 外科    (0848)67-2903
  • もっと詳しく知りたい方は 三菱病院外科までお気軽にお問い合わせください。
  • ※外科に直接ご連絡をいただく場合は午前8時45分頃~12時頃までにご連絡いただきますようお願いいたします。
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